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選手持ちプロペラ制度、ついに廃止に
 25日、日本モーターボート競走会が住之江で記者会見し、「来年4月から、現行の選手持ちプロペラ制度を廃止し、以前のオーナーペラ制度に戻す」と発表した。
 持ちペラ制の廃止は、ことし5月ごろから関係者の間でささやかれ、アンケート調査などが行われていた。賛否両論があったようだが、廃止の理由として皆川会長は 1.(3枚の持ち込みが許されている)選手がレースでどのペラを使っているのかわからない 2.機力の評価が難しいーなどを挙げた。
 持ちペラ制は平成元年にスタートしている。それまでのオーナーペラ制を知っているファンは少なくなっているだろうから、どこがどう違い、レースがどうなっていくのか、これからこの「競艇日記」で書き続けていきたいと思うが、舟券作戦が根底から変わる可能性があることだけはまず言っておこう。
 オーナーペラとは、施行者が準備したペラのことで、モーターとセットで選手に貸す。選手は、そのオーナーペラを叩いて修正することができるが、いままでのように工作機械を駆使して作るわけにはいかず、修正の範囲は限られてくる。
 これまで、いいペラを手に入れた選手は、半年、1年、中には2、3年も稼ぎまくっていたが、これからは「抽選運次第」になってしまう。
 例えば「出足重視のペラ」で勝負をしてきた選手がいるとしよう。オーナーペラが出足型に仕上がるかどうか、短時間で仕上げることができるかどうか?
 ある選手が言っていた。「オーナーペラに戻ったら、実力がものを言うようになるだろうね。ペラの威力だけで活躍していた選手は稼げなくなるだろう」。
 今でも各ボートレース場には「エース機」があるが、来年4月以降は「エース機」はさらにその価値を高めるにちがいない。モーターの2連率が、選手の勝率以上に重要になってくる。
 選手たちは、1枚2万2000円のペラを何枚も買い、数万円の加工代を支払って外注していた。その経費がいらなくなり、ペラ小屋もいらなくなる。選手の経済状態、人間関係もがらりと変わるだろう。
 少なくとも、ボートレースが一変するのは確かだ。
 (S・N)
author:天神のタカ, category:-, 18:43
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